仙波スタジオ-概要

仙波スタジオはレコーディングスタジオ、兼 middlecentre instrumentsのショールームです。
株式会社middlecentreが運営しています。

建物

江戸後期に建てられた築160年以上の古民家です。
年号で言うと弘化・嘉永・安政・万延・文久、あたりに建てられたと考えられます。
大黒柱は栗、梁は松、その他は檜材による、関東では当時標準的な構造の農家の家屋です。
仙波スタジオ外観

改築や増築はその間に何度も行われています。
茅葺屋根から瓦、その後トタンへ。
囲炉裏の跡はありますが、煙突はなくなっています。
昭和前期までは外にあった縁側もサッシが施され、現在は室内になっています。

たばこ乾燥小屋

なお、スタジオに隣接して「たばこ乾燥小屋」があります。
大正末〜昭和初期の建物です。
屋根が欠損して雨漏りしているような状態ですが、現在は非常にレアな建築物で、昭和前半までたばこの葉を乾燥していた小屋です。
3階ほどの高さの吹き抜けで火を焚き、たばこの葉を乾燥させ、中二階に寝泊まりして乾燥状況を監視する構造になっています。
いずれこの建屋もレコーディングブースにする予定です。

スタジオとしての改良点

160年以上の間に様々な改築・増築がされていると同時に、もろくなっている部分もあります。
できるだけ本来の構造を尊重しながら、特に床下は強化しています。

音

古民家ならではの木の音が特長です。

音響

床や空間によって様々な音をデザインできるようになっています。

床・壁・天井

仙波スタジオの部屋によって音が変わります。

1階
床

100年以上のヒノキの板、もしくは近代的な合板や床材が基本です。

壁

基本的に壁はありません。
外壁との壁や、ふすま上等の壁(土壁+漆喰)はあります。

2階
床

栗の無垢材(単板)で構成されています。

壁

土壁に薄く漆喰が塗ってありますが、現在は漆喰がわずかしか残っていません。

ノイズ

外部からの音をほとんど遮断していないので、例えば夏はセミやカエルの声・雨音等が収録されてしまう可能性があります。
特に音量の小さな楽器(アコースティックギター等)ではそれらの音を拾いやすくなります。
あらかじめご了承ください。